コンサートツアー 2000〜2001
「STARS」 初日
At 文京シビックホール on 2000.4.1
〜100公演ツアーの始まり!!いつも以上にはしゃぐ要さん〜
<セットリスト> |
M1:Northern Lights〜輝く君に〜 M2:夢伝説 M3:今夜だけきっと M4:木蘭の涙 M5:夜更けのリフ M6:会えないよ M7:STAND BY ME M8:マシュ・ケ・ナダ M9:ジャスミン M10:Stay My Blue〜君が恋しくて〜 M11:トワイライト・アヴェニュー M12:追憶 M13:ラッキーレイン M14:たそがれラプソディ M15:もうチョットだけ何か足りない M16:WHAT A WANDERFUL NIGHT M17:NO! NO! Lucky Lady M18:と・つ・ぜ・んFall in love M19:ふたり EC1:クレイジー・ラブ EC2:銀座カンカン娘 EC3:東京ブギウギ EC4:Stars |
◆ はじめに
待ちに待ったツアー初日。といいつつも、月日が経つのは早いもので、気がつけば、ツアー初日という感じもする。数日前には、銀座山野楽器でのイベントで生スタレビを久々に堪能。そして、ツアー初日で、ホールでの生スタレビを、去年末の、横浜アリーナ以来に体験することになる(そうすると結果的には、ほんの数ヶ月なのだが…非常に待ったような気がするのは何故?)。
今回のツアーは、ベストライブ(ベストアルバム「STARS」を引っさげてというより、ベストアルバムがあるなら、ベストライブがあっても良いじゃないかという発想かららしい。今回は、スタレビの楽曲の中からという意味合いということらしい)ということと、100公演ツアーということで、一体何が起きるのか?と、期待は高まっていた。このツアー開始により、この後、自分の生活に、スタレビが適宜組み込まれることになっていく。
当日、会場には、開演30分ほど前に到着。スタレビでは珍しく、入場するために、列が出来ていた。ようやく場内に入ると、賑わうグッズ売り場。ツアーパンフレット欲しいなぁと思いつつ、混んでいるので、また別の日に…と、思い直す。友人と会い、席へ向かう。25列目という座席ではあったものの、実際には、思った以上に見やすい位置(東京厚生年金会館で見るより、前の方に位置していて、見やすいように感じた)。ちょうど、PA席のそばで、ステージも上手い具合に全景がよく見えるような感じだった。
◆ ようこそいらっしゃいました〜!
客電が、少しずつ落ち始め、真っ暗になったと同時に、アルバム「STARS」の1曲目に入っている、「Overture “Stars”」が聞こえてきた(予想通り!と正直思った)。ステージ幕の中央には、「Stars」という文字が、記されていた。曲が中盤にさしかかり、アップテンポに変わると、幕が上がり、ここから生音での演奏。明るいステージに、浮かび上がったメンバーを見て、客席は、「ワ〜ッ!!」と大歓声。場内には、「待ってました!!」という雰囲気が漂っていた。
さあ、開幕だ!という雰囲気が十分に漂う中、すぐさま、「Northern Lights〜輝く君に〜」。一斉に立ちあがる客席。アルバムと同じ構成で持ってきたなと思ったりもしながら、楽しむ。この曲では、客席も明るかった。とにかく、メンバーは要さんはじめ、非常に楽しそう。客席もそれに負けないくらい、楽しそうな雰囲気。両者の気持ちの高揚が、随所に見られる。「夢伝説」では、客電を落とし、ステージには赤が基調の照明。この曲もイントロで、歓声。もう何が出ても、歓声が発生するんじゃないか?という雰囲気。それだけ、ここに来ているお客さんは、ツアースタートを待っていたということだろう。「今夜だけきっと」は、ブルー基調の照明。
3曲立て続けに演奏した後、「ようこそいらっしゃいました〜〜!!」と、要さんのご挨拶。要さんの声は、非常に楽しそうで、ウキウキしている感じが伝わる。ここでは、本公演は、本会場のオープニングイベントの一環であること、1年5ヶ月ぶりのツアーであることを始め、アルバム紹介も行った。「アルバムの収録曲を見て、あの曲もこの曲も、あ、こんな曲も…知らない…なんてことになりそう」などと言いつつ、あちこちから笑いが発生するトークで、要さんは軽快に進める。とにかく今日の要さん、なんだかいつも以上に、はしゃいでいるような感じがし、見ていて楽しくなる。ツアーが始まるのを、首を長くして待ってたんだよという雰囲気が、凄く感じた。勿論、おなじみのパトランプも回り…。それをいったん止めて、その後も話を続ける、要さん。「ひどいんじゃない?17ヶ月ぶりにさ、友達とばったりあったら、じゃあお茶でもってなるでしょ?で、喫茶店に入って、コーヒーとか注文したあとに『じゃあ、これで』って言われているようなもんだよ」と、パトランプが回ったことについてちょっといちゃもんつける。オープニングの3曲の説明もし、「もう、代表曲やっちゃいましたねぇ。じゃあ後なにやるんでしょ?もうないですね…。」とまで言ってしまう要さん。とりあえず、話は収束の方向に向かい、「最後までどうぞよろしく〜」と、MC終了。
健ちゃんのキーボードソロのイントロで始まった、「木蘭の涙」。正直、イントロでは、何の曲?と思ってしまった。本当に出だしの部分は、いつもと違う入り方。途中まで来ると、「あ〜、木蘭ね」と思う。コーラスアレンジにも、分かりやすい変化があった。
◆ 「私と嘘」
「夜更けのリフ」、「会えないよ」と続き、メンバー紹介を含めたMC。「会えないよ」の演奏が終わると、メンバーはステージ前方へ勢揃い(VOHさんの衣装が、凄く派手だということに気づいた)。要さんは、「木蘭の涙から」、「会えないよ」までの曲紹介をする。「この3曲にはつながりがあるんですよね。『逢いたくて〜逢いたくて〜♪(木蘭)、逢いたくて〜切なくて〜♪(夜更け)、会えないよ♪(会えないよ)』ってね。一体どっちなんや!っていう突っ込みが欲しくて、選んでみました」と、要さん。
この後、メンバー紹介。今回のお題は、「私と嘘」。要さんがタイトルを発表すると、驚く寺田さん。「寺田、驚いたでしょ」と意地悪な要さん。寺田さんにだけは、「初めての話題」というお題で、伝えていたそうだ。他メンバーは、それを知っている。そう、寺田さんにだけ嘘をついていたということ。要さん曰く、「エイプリルフールだからね」だそうだ。そして追い討ちを掛けるように、「じゃあ寺田からね」と、要さん。「ええ!」としどろもどろになりつつ、「私は嘘がつけない」と答える寺田さん。この解答にやけに納得する、メンバー。確かこの時かな?「寺田は驚いたことあるの?」と要さんがいい、「さっき驚いたじゃん」と寺田さんが答えたのは。このやり取りに、メンバーもお客さんも笑う。
続いて、健ちゃん。「最後には嘘はつけない…ってそれが嘘か。僕は誤解されやすいんですけど。真実を伝えます。タレ目だタレ目だってみんな言うけど、それは誤解」と健ちゃん。要さんは、「え?タレ目じゃん。あ!」と、健ちゃんが言おうとしていたことを言ってしまう、要さん。健ちゃん、「…・・。それもそうですが…。そうです」と、先に言われ、ちょっと悔しそう。そこに、柿沼さん、笑いを誘う一言。「どうでも良いけどさ、そのシャツ高島屋っぽくない?」と、健ちゃんのシャツを見て言う。
場内の笑いをもっていった柿沼さんが、次。「実はですね。カツラなんです…」と、真顔で言う柿沼さんに対して、メンバーも場内も、「シーン」とする。「あ〜!!すべったぁ!!」と、柿沼さん。その言葉の方が、面白くて、笑いを誘う。
VOHさんは、「さっき寺田に嘘ついたこと。始まる前にさ、寺田に『お題の内容考えた?』って聞かれてさ、もうドキドキしてて。このコーナーまでずっとドキドキしてたんだ」と言う。
最後は、要さん。「俺は、この中で一番正直者だねっていうのが嘘だな」と言うことで、メンバー紹介終了。「だいたいこんなに長くメンバー紹介やるかぁ?」と、要さんが言うくらい、時間たっぷりで、笑い溢れるメンバー紹介。要さんは、かなり舌好調トークで、とてもはしゃいでいるように感じた。
◆ とりあえず、ア・カペラ…
その後も、「じゃ、とりあえず歌わないと…ってとりあえずじゃいけないんですよ!」と、曲紹介の後も、トークをする要さん。「とりあえず」という言葉を連呼しつつ、異様なくらいハイテンションの要さん。しまいには、「とりあえず僕が最初で」と健ちゃんまで。ようやく始まったのは、ア・カペラの「STAND BY ME」。久しぶりに、聴いたスタレビのこの曲。このままテンポよく、続くのか?と思っていると、またしても、次曲の紹介で、トーク。まあ、ここでは、コーラスの指導も含まれていたので、実際には、面白トークの場ということでもないが。コーラス指導も、笑いなしにはいられないと言う感じで、ちょっといつもと路線が違っていた。もう、とにかく笑いっぱなし。要さん自身が、だいぶ面白がっていたし。しまいにゃ、パトランプは回るは、要さんの携帯電話が鳴って、「いいかげんにしろ」と、言われるやら(これは横浜アリーナの時にもあったけど)で、笑って練習どころでもなかったかな。携帯電話が、鳴ったところで、マイクの源さん登場(健ちゃんが持ってくる)。今回の、お客さん参加の曲は、「マシュ・ケ・ナダ」。客席を、2パートに分け、要さんの合図でコーラスが入る。実際は、初めてと言うこともあり、まあ、ぼちぼちと言う感じだろうか。ただ、要さん自体、「初めにしては、思ったより上手くいきましたね。これでこの後も、この曲でやれますね。って実験台ですかね。ここは」と言っていたくらいなので、ステージ側で聞いているとそれなりにまとまっていたのだろう。マイクの源さんも退場し、お客さんに「ありがとう」の言葉が贈られた後、「ジャスミン」。この曲まで、ア・カペラ楽曲。
「Stay My Blue〜君が恋しくて〜」で、再びメンバーは、楽器を持ち、演奏。健ちゃんのピアニカと、要さんのアコースティックギターが、良い雰囲気。健ちゃんは、ピアニカと、キーボード同時に弾いていたので、思わず「器用だなぁ」と思ってしまった。
◆
ラブリー根本
健ちゃんが奏でる音をバックに、突如登場したのは、ラブリー根本。恋愛を語らせたら、彼の右に出る物はいないというほどの(ホントか?)人物。やはり、大きなきらびやかな蝶ネクタイは、必須アイテム。ラブリー根本が、語り口調で、恋愛話を披露。題して、「世にも奇妙な恋物語」。「人の心は何とも不可思議。特に恋をした人の心は、摩訶不思議」ということから、名付けられたタイトル。このタイトルに引っかけて、「世にも奇妙な物語」のテーマ曲が、健ちゃんにより奏でられ、場内笑い。相変わらず笑いを起こさせるのも、ラブリー根本の得意分野(と思われる)。
まず最初の語りは、ロミオ君とジュリちゃんのお話。実家がセブンイレブンのロミオ君。実家がローソンのジュリちゃん。お互いは幼馴染だけど、意見がよく食い違う仲。ストーリーとしては、ふとしたきっかけで、2人の仲が、急展開するというもの(ある時、いつものように、意見が食い違った時に、ブランコを漕ぎ出したら、お互いにムキになってしまい、ジュリちゃんが、落下。その時、ロミオ君が、「大丈夫?」と優しく声を掛け、お互いに「実は初恋は、あなただったの」と言い合う内容)。ここで演奏されたのが、「トワイライト・アヴェニュー」。私自身、結構好きな曲。
曲の余韻がまだ残っている中、ラブリー根本は、次の語りに入る。今度はお手紙の紹介。差出人は、杏子さん。付き合っていた彼が、これ以上好きになる人なんていないと思うような人で、その未練が残っているという内容(ちなみに、相手は修二。職業美容師だが、犬の美容師なのでトリマー。あ〜どっかで聞いたことある組み合わせと思わず、突っ込んでしまった私。さらには、ここで、ドラマ「ビューティフルライフ」のB’zの曲も演奏していた健ちゃん)。手紙を読み終えると、「追憶」。まさにストーリーにぴったりな曲。
ラブリーの語りは、時に笑いを誘い、人々の耳を傾けさせ、そのまま、曲の世界へ誘う。曲とストーリーがリンクしているので、曲を知らない人でも、分かりやすいと常々思う。
◆ 栄光のスタッフリクエスト
ラブリー根本の語りが終わると、要さんを残し、他のメンバーは、いったんステージから去った。ここで要さんは、今まで出したアルバムは、24枚で、その売上は、今までのコンサートの動員数と同じなどという話をする。しばらくすると、歴代のアルバムジャケットが、登場(メンバー4人もスタッフと一緒に運んでくる)。高さ=要さんの身長×1.5位(笑)で、幅=大人2人分くらい(たぶん)の板に、2枚ずつ上下に、ジャケットが配置されている。客席から、その板が登場すると、「おお〜」と歓声。要さんは、「アナログ盤は、どこまでですかね?」と言いながら、「RENDEZ−VOUS」のジャケットから、盤をとりだし、「ここですね」と一言。「こんなでっかいの回してたんだから大変だよね。昔は…」というと、突っ込みにあう要さん(そんなでっかいプレイヤーないってば!と、私自身突っ込んでたりして)。
このコーナー、24枚のアルバムから、スタッフのリクエストで選ばれたものを演奏というもの。スタッフが各アルバムから2曲選定。それを、演奏するというスタイル。ちなみに、やらせは一切無いらしい。
スタッフのリクエストは、手紙に書かれている。手紙は、ツアートラックを縮小した、ラジコントラックが運んでくる。「これ絶対欲しい!」と思わせる、そのラジコントラック。登場した時には、「かわいい〜」という声がちらほら聞こえるほど。今回はトラックに、メンバーの顔が、ド〜ンとついている。めったにこういうのは無いので、欲しいと思ってしまうのは、仕方がない。
要さんが、手紙を広げて読む。そこには、「みんなのってるか〜い。イエ〜イ。みんなのってるか〜い。イエ〜イ。すいません、一度やってみたかったんです…」と書かれていたりもし、会場を沸かせる。今回リクエストされたのは、ツアー初日ということから選ばれた、1stアルバムの、「STARDUST REVUE」。ここから、「ラッキーレイン」と、「たそがれラプソディ」。曲が決まった瞬間、「柿沼、大丈夫?」と、きく要さん(実は、手紙には、「P.S 柿沼さん。始まる前に、今日は何リクエストするの?ときかないで下さい。ルール違反です」と、書かれていたのだ)。柿沼さん、ちょっと不安げな顔もしつつ、演奏準備。演奏に入る前には、1stアルバムのジャケットに「NOW PLAYING」と、添えられ、ステージ下手にセット。要さんは、これを見て、「こんなの作ってたの?あ、そうか知ってるんだもんね。スタッフは…」ともらす。演奏準備が整った所で、2曲続けて演奏。どちらも久しぶりに聴いた曲。1stアルバムが選ばれた時点でも、嬉しかった。
◆ いわゆる、GO!GO!TIME!
「もうチョットだけ何か足りない」の演奏が始まると同時に、お客さんが一斉に立ち上がる。そして、もうおなじみになった、手振りをつける(この時、客席は明るい。VOHさんと健ちゃんも一緒にやってるんだな)。こういう光景を見ていると、今はステージにいない、サポートの山本公樹さんが、しっかりと植付けていったなぁと、ふと思ってしまう(また、そこに山本公樹ありという感じもしたりする)。
VOHさんが、パーカッションのポジションを離れ、マイク片手に前へ。要さんと、VOHさんとで軽快に歌い始まったのが、「WHAT A WANDERFUL NIGHT」。今回は、要さんとVOHさんだけではなく、他メンバーも1フレーズづつリードボーカルで、歌う。みんなで、ジャンピングしたりするこの曲で、場内かなりのハイテンション。このハイテンションに、追い討ちを掛けるように流れてきたのが、寺田さんの「L・U・C・K・Y NO NO Your only one〜(っていうので合ってるのかな?)♪」。健ちゃんは、ショルダーキーボードを準備。そして寺田さん以外のメンバーも前に勢揃い。より一層、テンションが上がって行く場内。そしてこの曲でも、「もうチョット〜」同様、山本公樹さんが、作り上げた、手振りが健在。本当に楽しそうに、活き活きと演奏しているメンバーと、思い思いに楽しんでいる客席。ここにはある種の一体感が存在する。「と・つ・ぜ・んFall in love」の、イントロでも大歓声。この盛りあがり、誰にも止められないという雰囲気。そして、本編ラストは、しっとりと、「ふたり」。
メンバーは、大歓声と拍手喝采の中、一礼し、大きく手を振って、ステージをいったん去った。
◆ アンコール
いつもより、ステージに再登場するまでの時間は短め。メンバーが、再びステージに踊り出ると、客席は再沸騰。「クレイジー・ラブ」の演奏が始まり、コーラスが入ってくると、アルバム「STARS」のロゴ入り文字盤が、ゆっくりと天井から降りてきた。曲に合わせて、文字盤の電飾が、キラキラと輝く。曲の雰囲気と、電飾が上手く合う。「銀座カンカン娘」、「東京ブギウギ」まで一気に進む。盛り上がる、場内の人達。走るステージ。はじける笑顔。何ともいえない一体感。まさに一緒に楽しむとはこんな状況だろう。ラストナンバーの前に、要さんの口から、「これから行ってきます!」と本ツアーへの、意気込み、楽しみ、期待感が出てきた。そして最後に、「ありがとう」と述べ、「Stars」。ラストは、予想通りの曲。要さんの声が、響き渡る。立ったままで聴き入る客席。演奏が終わると、メンバー中央へ勢揃い。本当に楽しそうな表情で、客席に挨拶。大きく手を振り、満面の笑顔で、ステージを立ち去った。(21:00頃終了)
◆ チョット感想
100公演目の初日。正直、3時間コースとは思わなかった。だいたいいつも、2時間半のメニューなので、初日から3時間では、一体ツアーが終わる頃には何時間になってるの?と少し思ったりもし…。今回はきっと、最初から3時間コースなんだなと思う。
インストアイベントで言っていた、アルバムからの選曲。まさかスタッフリクエストになるとは思わなかったし、しかも本番までメンバーも分からないという状況も、予想外。当日メンバーの気分で決めると思っていたから。
お客さんの盛りあがりは、凄い。まるでツアー楽日の勢いではないか?と思うほどの、拍手と熱気。勿論それは、ステージ上にも同じことが言える。この人達は、本当にこのツアーが始まるのを、楽しみにしていたんだなぁというのが、登場した瞬間に感じ取れたし、行動にもよく現れている。まさにライブバンドなんだなと、改めて思う。そして、お客さんも、待ち望んでいたよ〜という状況。このテンションレベルが、一緒だからこそ、より一層大きな盛りあがりになるのだと思う。そういう雰囲気があっという間に出来てしまう、ステージと客席。これがスタレビのコンサートの良さだと思う。これが楽しくて、ついつい足を運んでしまう人も多いはず。みんなで一緒に作り上げるのが、本当にいいライブなのだろう。だからスタレビのライブは、良いのだ。
スタッフコーナーで登場した、ラジコンのツアートラック。何故にあのミニチュア版を、グッズにしてくれなかったのか。有ったら、絶対に買うのに。凄く欲しい。そう思っている人は多いと思う。
そういえば、インストアイベントでは、結構動いていた柿沼さん。今回はチョット動きが鈍かったかな(笑)。やはり、時間が長いと抑えるのだろうか?
このツアー内容は、初めてスタレビに触れる人には、本当にとっつきやすいと思う。普段の内容も、勿論楽しめるが、「スタレビ導入編」として、お勧めしたい。きっと知っている曲もあるだろうし(いつもの内容より(笑))、ファンにとっては、「お〜久しぶりの曲だ」とか、ちょっとニアックな見方も出来ると思うし。とにかく、どんなスタレビ歴の人にも、楽しめるのではないだろうか。それに、曲を知らなくても、凄く楽しそうに演奏しているメンバーを見ているだけでも、非常に楽しめると思うな。
さて、来週は、東京厚生年金会館2days。スタッフ紹介では何が選ばれるのか?も含めて楽しみはつのるばかり。